等々力渓谷の湧水


等々力渓谷を行く
小橋を渡ると等々力渓谷の湧水の事について解説してあった。等々力渓谷では30箇所を超える場所で湧水が確認され谷沢川に流れ込んでいる。

等々力渓谷を行く
小橋の上から下流を眺めて見る。

等々力渓谷を行く
湧水の場所を観察したり出きるように出べそ状の観察所が設けられていた。


等々力渓谷の湧水(ゆうすい)

等々力渓谷を行く
等々力渓谷は、武蔵野の台地を谷沢川が浸食してできた全長1kmの渓谷です。
渓谷沿いの崖では、地層の断面が観察できます。渓谷の上流で降った雨は、地面にしみこみ、立川ローム層から武蔵野礫層(れきそう)までの地層をゆっくりと濾過(ろか)されながら浸透します。そして渋谷粘土層まで到達しますが、この層は水を通さないため、粘土層と礫層の間を地下水となって下流へと流れていきます。この地下水が、地層の切れ目などから地表に出てきたものが、湧水となります。
等々力渓谷には、数多くの湧水が見られ、不動の滝のように特に湧水の多い場所もあります。不動の滝は、修験者(しゅげんじゃ)・役の行者(えんのぎょうじゃ){役の小角(えんのおづぬ)}が不動尊を彫ったとされる伝承から、役の行者霊場として、各地から修験者も多く訪れました。
また等々力渓谷では、湧水が流れる緩やかな斜面には、セキショウが生え、湧水が溜まる湿地にはシャガやキチジョウソウをはじめとする湿生植物群落など、特有の植生が見られます。ハンノキや、ハナイカダやハリギリなど東京23区内では珍しい山地性の植物の見られ、湧水や周辺環境の保全は、これら植物の保護のためにも重要です。
東京の名湧水57選
等々力渓谷および等々力不動尊の湧水は、東京23区内唯一の自然のままの谷壁が残っている渓谷であり、数多くの湧水が存在すること、また修行に用いられている滝があることなどから、平成15年1月東京の名湧水57選に選ばれています。
等々力渓谷の湧水解説版より


等々力渓谷を行く
橋の横に「おもはせの路」(国分寺崖線散歩道)と記された、ひどく汚れた案内板が設置してあった。
右下に書かれた字をやっと読むと
都市を聴く
走り去る車のエンジン音と子供たちの歓声、そして人々の繰り広げる生活の響きが、多摩川の木々のざわめきと、渓谷の水面に融け込む。この道を歩くとき、人はこの都市の奏でる調和にひたることになる。
とあった。

等々力渓谷を行く
湧水場を抜けてしばらく行くと等々力不動尊の敷地に入る。