シートポストが折れた



ブロンプトンのチタンのシートポストがポロっと折れてしまった。
若干前方に重心が掛かっているなとは思っていたが、一度足を地面につけて走り出そうとサドルに乗ったとたん前に首が転がるように折れてしまった。
走り出す所でまだ良かったと思うべきなのか、折れた事を怒るべきなのか、ともかく体にダメージは負わなかったのでそれだけは不幸中の幸いかもしれない。

ブロンプトンの名誉のために言っておかなくてはならないが純正の丈夫なものではなくYahooオークションで買ったもの。最初から軽いけど弱いかもなという不安はあった。やはりブロンプトンのように110㎏までは大丈夫という信頼感が無いと乗る方は怖い。

仕方がないので最寄りの駅まで立漕ぎをしてブロンプトンを運び、折りたたんでカバーをかぶせ、乗り換え駅でロッカーに入れて置くことにした。


結局軽量化は弱体化と常にリンクしているので、いくらチタンとは言っても所詮はチタン、値段が高いから強いわけではなく軽いわりには強い位のものという事か。


さてロッカーに入れようとすると何だか様子が変わっている。400円のロッカーは中央下部に一個だけで、あとはすべて500円のロッカー。そしてカギは付いておらず中央のタッチパネルで操作して最後は受け取りの際の暗証番号を受け取る方式。
コインロッカーなんでしばらく使っていなかったので、こんな事になっているとは知らなかった。大体一個しかない400円のロッカーには分解しても明らかに入らないし実質値上げって事なんだろうか。



さて500円のロッカーに入れて見るとサドルが無いだけあって、縦がやけに余裕たっぷり。そこでサドルを上に一応乗せてみた。


入口が一番狭いのでサドルを乗せてみると何だか折れてなくとも行けそう。縦の長さを図ってみるとちょうど56㎝。以前の400円のロッカーの高さが55㎝なので1㎝だけ高くなっております。
55㎝はブロンプトンには中々厳しい高さだったのだが、56㎝だったら少し工夫すれば行けるはず。
全国のJRのロッカーが全部これになるとブロンプトンには朗報ですね。
コロコロ禁止の保証がロッカーの1㎝拡大だったなんて事は無いんだろうが、もしもの時にロッカーに入れられる安心感は他の自転車には無い利点だと思う。


軽量化への反省



ロッカーに入れて操作をするとカギが閉まり暗証番号のレシートが出てくる。ロッカーから出すときには一番下の番号を打ち込むとカギが開く仕掛け。暗証番号は当然毎回変わるので番号を他人に使われることもない。
カギの紛失や偽造などのトラブルがなくなるので結局はこの方が良いのだろう。ただ、慣れるまではお年寄りとかには難しいと思う。


家に帰ってからシートポストを外し良く状況を見てみると溶接部分で見事なポッキリ具合がよくわかる。



アルミのようにボソっと折れて、鉄のように粘った形跡は皆無。やはり溶接部分とはいえ鉄だったら少しは粘ってくれたはず。やはり自転車は折れる場所と状況によっては大事故にもつながりかねない。
ブロンプトンは荷重がかかる場所については十分過ぎるテストを行って無理な軽量化はしていない。軽いからと十分なテストも行われず売られている部品に変えるとこんな事になってしまう。

シートポストもオリジナルに戻したし、他にももしもの時に危険を感じる場所はそのままオリジナルの状態で乗ろうと思う。安全第一、命が一番大事。

軽く薄く軽量化の誘惑は常にあるのだが、文字の通り軽薄な行動だったようだ。1キロ2キロが何だ。ちょっと重いだけじゃないか。突然ポキっといくんじゃないかと心配しながら乗るなんて精神衛生上良くないし、実際自分で経験すると重さじゃない、命だと思う。