少しでも軽量化したい


ブロンプトンは小さくはなるのだけれど、頑丈に作ってあるため少し重い。
階段などで転がせない場面もあるので、簡単に少しでも軽く出来ないかと考えてみた。
「お金をかけずに簡単に」 をモットーに行動開始します。


シートポスト


まず考えられるのはシートポスト。
シートポストは軽いものに替えられれば確実に少しだけ軽量化出来る。チタン製、カーボン製とあるが値段が高すぎて選択外。考えられる選択支はアルミ製なのでアルミ製の安いものを探してみた。


オリジナルの鉄製シートポストの重さは479g。


ヤフーオークションで1000円ちょっとのアルミ製があったので買って見ました。アルミニウム製のシートポストはかなりの肉厚にもかかわらず371g。それでも鉄製との差はちょうど100gだけ。サイクルハウスしぶやのカーボン製は何と165gだそうなので300g以上軽くなるということか!
台湾ライセンス車にそんな贅沢はさせられないな。
美しさへの永遠のテーマ、ダイエットの難しさはここにもあった。



鉄製のオリジナルは全長530mm。買い求めたアルミニウム製は516mm。


このアルミ製のシートポストの表面はギザギザの滑り止めの加工がしてある。そして装着してみると僅かに上部と下部が膨らんでいて引っかかる感じになる。


上部の径を絞り込むあたりが膨らんでいてサンドペーパーで磨いて見た。



下部の文字が刻まれている場所も文字が凸凹になっていて引っかかるのでやはりサンドペーパーで平らにした。


そしてついでにギザギザだと本体側のプラスチック製のスリープが磨耗しそうなので、全体にツルツルに磨いてしまった。
すると表面の皮膜を取ってしまったため、使うたびに黒いアルミが手に付くようになった。
アルマイト処理は家庭では大変なので、皮膜を作ってしまえば良いのではと思い、とりあえず台所にある米酢を全体に筆で塗ってしばらく置いておいた。
とりあえず正解だったようで手が汚れることは無くなったのだが、いつまで持つかは不明。


右ペダルの選択


ブロンプトンの左ペダルはそのままが便利なので、右だけを軽量化というか使いやすくというか選ぶ事にする。
最初に付いていたのはママチャリ風の黒い樹脂製なので外して捨ててしまった。


まずメーカーが判らない黒い折りたたみペダル。重さは200gを少し超えるくらい。使いやすいペダルだが展開時のガタが大きすぎて足を乗せると下に傾き気持ちが悪い。厚さが26.7mmなのでブロンプトンの左側ペダルの28mmより薄目なのも気になるところ。


次はブリジストンのVP-F50。重さ218gでシッカリした作りでガタも無く、折りたたみ、展開も簡単で使いやすいのだが厚さが34mmもある。左右の高さが3mm違うとさすがに気分が良くないのでこれも使えない。



昔買ったWellgoの223gの折りたたみペダル。厚さも28mmで左右ぴったりの上ガタも少なく、結局これが一番しっくり来たのだが、もっと有難かったのは折りたたみ時に車輪に絡みつくように収納出来ることだ。


折りたためないものではAsahiで買ったオリジナルペダルが156gで軽い。全体が一回り大きいのが難点か。ペダルが折りたためないだけに、ブロンプトンを折りたたんだ時に出っ張ってしまう。


こんなママチャリ用のペダルでも174gある。



こちらは170g。Asahiのオリジナルが大きさの割りに非常に軽いことが判る。


ブロンプトンの左ペダルを計ってみると27.8mm。乗っているうちに靴底でこすれて0.2mmほど減ったらしい。


というわけで車輪に絡みつくように折りたためるWellgoのペダルに決定。223gと少しだけ重いが、金属製だしこれが見た目にも一番シックリ。


フロント・キャリア・ブロック


フロント・キャリア・ブロックを使わなければ取ってしまうとその分軽くなる。

ブロックを取るだけで89g軽くなるのだから、シートポストを取り替えてやっと得られる100g減に比べると、手軽な割りに効果はあるのだが、現在使用中のため外すわけにはいきません。

チェーン・ホイール


チェーン・ホイールはすでに軽量化されているのだが、簡単に自然に切れそうなので画面上でやって見ました。

これがオリジナルの状態。


間の一本分を画面上で切ってみました。実際に切るのに比べればPhoto Shopで切るのはしごく簡単。
実際に切るとなると結構大変そうだし、軽くなるのもせいぜい数10gだろう。
これ以上になると悪あがきの世界に入っていきそうなので、そろそろこのあたりにしておいてやろう。


そして結論は


ブロンプトンを1kg軽量化するのは、時間も技術もお金もかかる大変な作業。それに比べると1kgくらい重くても楽に持てる強い男になる方が10倍は簡単そうだ。
結局シートポストの100gだけが軽量化の情けない収穫なのだが、強い男になる決心をしたことの方が1kg分の大きな成果となった。


そして後で知ったことは、英国製の純正シートポストは鉄製にもかかわらず、もともと352gしか無いという事だった。


固体のよっては345gのものもある。誤差の範囲。

つまり軽くしたつもりの私のアルミ製シートポストは純正の鉄製よりも重くて、台湾製のシートポストはそれよりはるかに重い重量級だったという事だ。そういえば台湾製のシートポストはクロムメッキも強くピカピカで、とても丈夫で頑丈に見える。ならば最初から純正のシートポストに変えるだけで130g軽くなったのだと思うと、1000円ちょっとのアルミ製シートポストで良かった。1万円でも出していたら泣いていたと思う。