ローラーとかかととの戦い



ベアリングローラーが靴のかかとに当たる問題に関しては、私自身ほぼ9割がた解決したものの、何処がどう当たるかはとても気になったのでカメラで走行中の様子を撮影してみることにした。そこで三脚をリア・キャリアに縛り付けて写真のような装置を作ってみた。


上の装置で撮影してみると少し遠く感じたのでズームしようかと思ったが、ズームするとブレが大きくなるので三脚の脚を縮めて撮影してみた。この方が遠近感も出てローラーと接触しそうな様子が良くわかった。



もう少しゆっくり漕いだほうが判りやすかったと思う。乗っているときはかなりゆっくりのつもりだったのだが。


そこでサイドから靴とローラーの関係の撮影を試みることにした。三脚を長くサイドに出して走行中の靴とローラーの位置を撮影する。



こんなに三脚を飛び出させたままでは普通の道は走れないので、川原の空いた道を走ることにした。それでも若干の見物人はいたが気にしないで撮影決行。


かかとはローラーには当たっていないのだが、ズボンのすそがローラーに当たってローラーが時々回っている。315円なのにすべりの良い素晴らしいローラーだ。




こんな格好で撮影を終えた横を、英国製のブロンプトンの夫婦が走り去っていった。2台ともリア・キャリアが付いていた。ただ、リアキャリアはこの台湾製の細いアルミの溶接タイプの方が負け惜しみも半分、自分は好きだ。


かかとはペダルをこぐときに完全にローラーにかぶさる。つまりローラーの直径の大小はかかとの当たりとは関係ない。ローラーの幅が薄くてネジが出っ張っていないほど、かかとに当たりにくくなる。靴との干渉を完全に無くそうと思えばローラーを取ってしまうか、ローラーをかなり後ろ上方に移動させるしかない。
たまにかかとに当たるぐらいなら気にしないのが一番。頻繁にあたるようならローラーを薄いものに交換してネジ頭の薄いものを選ぶ。


上から写してみると靴とローラーがあたる部分はかかとの後方というよりは靴のサイド後方だと言うことがわかる。靴に少しすれたように見える場所は光の反射でスレとは関係ない。ペダルとローラーの位置関係を見れば、よほどのガニマタで無ければ位置的にも当たる可能性は低い設計だと思う。



かかとが当たるのはローラーではなくネジの頭であることが判ったので、ネジの選択がポイントとなる。ネジの頭の薄い右の3つの種類のうちでも六画穴ボルトのタイプは強く締め付ける事が出来るのでお勧め。

これですべて解決と思いきや、左右のローラーの間隔が狭まってかかとにローラーが当たらなくなるほど、ブロンプトンを折りたたんだときにハンドル側に重心がかかって真っ直ぐ立ちにくくなるというジレンマにおちいる。
こんな時でもリア・キャリアが付いていれば後ろ側のローラーで支えられて真っ直ぐ立つことができるので、この意味でもリア・キャリアの存在はブロンプトンにとって大きい。


ミズタニ自転車のページに掲載されているこの写真の女の子の足だったら間違ってもかかとがぶつかることは無いだろう。やはりブロンプトンの最大の敵はガニマタに間違いないのである。