ベアリングローラー


Brompton ブロンプトン
ブロンプトンに乗っていると靴のかかとがベアリングローラーのネジに時々引っかかる。完全に防ぐにはローラーの位置を変えるアタッチメントも存在するが、お金もかかるし少し重くもなる。なるべく薄いローラーでネジを出っ張らなくするのが一番簡単で、もっと簡単なのがガニマタの自主矯正である。いやそれは一番難しいかもしれない。

Brompton ブロンプトン
ふと立ち寄ったハードオフ。いろいろな物のリサイクル品を売っているのだが、ローラーブレードのコーナーを見ると、ややや、薄いローラーの付いたローラーブレードが315円で売っている。もとは630円で売っていたようだが売れないので半額になったらしい。これは絶対買うしかない。私のために売れないで待っていてくれたようなものだ。

Brompton ブロンプトン
さて、ローラー部分だけを取り外すといやいや良い感じはありませんか。全部で8個あるのでゴムが劣化しなければ予備としても10年は大丈夫。


Brompton ブロンプトン
今までのローラーと比較しても何という薄さ。完全にブロンプトン用である。おまけにゴムが色こそ古さを感じるが、まったく減っていない。ほとんど遊ばないまま仕舞っていて売りに出したのだろう。

Brompton ブロンプトン
直径は62mmで右の太いローラーより3mm小さい。重さも薄い分90gから60gに減っている。たとえ30gでも4個で120gの軽量化。おまけにかかとも引っ掛けにくくなれば言う事はない。

Brompton ブロンプトン
さて分解すると2個のベアリングでローラーとリングを挟み込み、その上から頭付きのスペーサーで挟み込む。太いほうのベアリングローラーは分解が上手く出来なかったのだが、こちらは簡単にポンと出来た。


Brompton ブロンプトン
片側だけスペーサーとベアリングをはめてリングを乗せたところ。中央の小さなリングが無いと左右からの締め付けでプラスチックを変形させてしまうわけだ。

Brompton ブロンプトン
スペーサーを差し込まないと中のリングが動いてしまう。ちょうどピッタリの位置でないと左右からの締め付けに耐えられない。

Brompton ブロンプトン
そこで6mmのスペーサーを買ってきて中に差し込む。中のリングを固定するためなので少しくらい短くても構わない。長くて飛び出るのはまずいのでその場合は切るしかない。


Brompton ブロンプトン
するとこの様にねじ山も飛び出さず綺麗に収まった。

Brompton ブロンプトン
上から眺めてみるとローラーも薄く、ネジも殆ど飛び出していない。素晴らしい最高の状態と自画自賛をしてしまった。

Brompton ブロンプトン
最初の頭付きのスペーサーだと少しだけネジが飛び出す。スペーサーの頭の厚さは2mmあるので、内側外側合計4mm飛び出ることになる。4mmの差は靴のかかとが引っかった事がある人なら重大な数字なのでここは絶対に頭を取ってしまいたい所。


Brompton ブロンプトン
上から眺めてみると引っかかるネジがほとんど出ていない。ネジに引っかかる前にローラーに引っかってツルッと靴が回りそうである。

Brompton ブロンプトン
以前の極太ローラー(これが普通のローラーなのだが)と比べてみると思いのほかネジが引っ込んだ事がわかる。

Brompton ブロンプトン
どの位ネジの頭が引っ込んだか調べてみると、以前の極太ローラーではブロンプトンのフレームの雌ネジからローラーの雄ネジの頭まで31mmあった。


Brompton ブロンプトン
新しい薄型ローラーの方は21.5mmという驚異の数字が出た。9.5mmという殆ど1cm近くネジの頭が引っ込んだ事になる。これで靴のかかとが引っかかるようなら自分が悪いので足のほうを直すしかない。大体ガニマタの少ないヨーロッパではあまり話題にならない話らしいので体質改善に努力してみよう。ただ、しばらく乗った感じではまったくかかとに引っかからなくなった。
このローラーは薄型にもかかわらず非常にガタの無いすべりが良い代物で部屋に置いておくと少しの傾斜や少し強い風の様なものでもスーっと動いてしまう。これでは逆に危ないのでシートポストの下端にゴムのエンドをつけてストッパーにした。
ただし実際にかかとが引っかかるのは左足のかかとで右足のかかとが引っかかる事は殆ど無い。右側にはギア分だけペダルが外に出ていてかかとが引っかかるくらい足を内側に入れると靴はクランクの方に引っかかり始める。クランクに靴が引っかかるくらい足を寄せて乗る人もいないので実際にはかかとで悩む人もいないわけだ。