正確な仕舞い寸法


Brompton ブロンプトン
ブロンプトンは仕舞い寸法が仕様によって少しずつ違っている。少しでも小さくの世界なので自分のブロンプトンがどの程度の数字かが気になる所。
そこで二種類のリア・キャリアのローラーを変えて寸法を測ってみた。

Brompton ブロンプトン
リア・キャリアに付いている車輪は全て65mmのもの。たたんだブロンプトンは全体に少しひし形で斜めにつぶれた形をしている。この状態では幅に関してリア・キャリアのローラーと後輪が同じ出っ張りになる。


Brompton ブロンプトン
壁にブロンプトンを押し当てて一番手前に飛び出している部分の壁からの距離を計れば、どの程度の薄さに収まっているかがわかる。
壁に当たっているのは右ペダルとハンドルの先端部分。こちらに一番出ているのはペダルの部分。
計測するとピッタリ29cm。最近のイギリス製のカタログでは27cmなのであと2cm足りない。新しいイギリスのブロンプトンは少し設計が違うのかも知れない。2cm縮めるのはちょっと難しそうだ。


Brompton ブロンプトン
一番高い部分はハンドルのヒンジ部分で59cm。ヒンジ部のクランプはブラブラしていて気にはなるが、とりあえず寸法とは関係ない。イギリス純正品のカタログでは58cmなので65mmのローラーをつけている事を思えばその分高くなっただけで問題なし。

Brompton ブロンプトン
サドルの高さは気になるが57.2cm。ただしこれはサドルの選択に依ってかなり低くなる可能性あり。

Brompton ブロンプトン
サドルを取った場合の寸法も測ってみた。48.6cmでサドルを取ればかなり小さくなる事が判る。


Brompton ブロンプトン
幅を見てみると何と63cmもある。純正イギリス製が59cmなのでこれは大問題。はたしてサドルを変える事位で解決するサイズだろうか。

Brompton ブロンプトン
サドル無しでの寸法は58cmだった。

Brompton ブロンプトン
ひし形の仕舞い形状を少し立てるように左には25mmの超小型ローラー。右は75mmの巨大ローラーでやってみた。ペダルの位置がおかしいが実際は引っ込む。


Brompton ブロンプトン
ローラーが小さくなったせいでハンドルのヒンジ部は57.7cmまで下がった。13mm低くなったことになる。

Brompton ブロンプトン
サドルに傾斜が付いてしまったが一番高い部分は58.1cm。こちらは車輪が大きくなったので9mm高くなった。

Brompton ブロンプトン
ひし形が立った事で3cm以上短くなった。サドルの選択ではもっと短くなるはず。


Brompton ブロンプトン
サドル無しの状態では55.8cm。こちらは2.2cm短くなった。サドルは3cmでこちらは2.2cm?全体が左に回転したわけだからサドルが余計に動くのはそうなのだろうが、計測も巻尺なので絶対ではない。


その後、新型の純正サドルを取り付けたのでもう一度計測することにした。
メジャーも巻尺ではなくストレートの竹製のものを使用して正確を期することにする。
Brompton ブロンプトン
サドルが前にぐっと出て一目でコンパクトになったような感じ。

Brompton ブロンプトン
まず、厚さを測ると29.1cm。1mmだけ大きくなったがこれは誤差の範囲。


Brompton ブロンプトン
高さはぴったり57cm。なるほど、低くなると思ったがたった2mmだけか。もっともシートポストの下部分を切断すればもう少しだけ差し込めるので数ミリは縮むはず。

Brompton ブロンプトン
さて、幅を計ろうと思ったら、壁にぶつかっているのは後輪ではなく、ローラーの方だった。ローラーを小さくすればその分コンパクトになる。5mm位だろう。

Brompton ブロンプトン
手前側で一番出っ張っているのはサドルの先なので、計ってみるとちょうど60cmだった。こちらはサドルを変えるだけで3cm小さくなったので、ローラーを小さくすれば50cm台には簡単に落とせるだろう。


ともかくブロンプトンはすごい自転車だ。走りだってスピードも出るし、ハンドルも安定している。まあ、台湾製だったらブレーキだけをシューをシマノあたりに交換すればもうパーフェクトなのではないか。

そしてついに台湾ブロンプトンで厚さ27cmを達成

どうしても最新カタログの厚さ27cmが気になって何とかその数字を達成出来ないかと考えた末、やはり出っ張っている右ペダルを折り曲げることにした。
Brompton ブロンプトン
いままではこんな状態だったのだが折りたたみペダルにした事でぐっと小さくすることが出来た。

Brompton ブロンプトン
折り曲げてしまえばこのように後輪と同じところにピッタリ収まる。


Brompton ブロンプトン
折りたたみで注意しなければいけない事は、小さいペダルを選んでしまうと、走行中にかかとをローラー部に引っ掛けやすくなるのでクランクからはブロンプトンに始めから付いている11cm程度の長さはあるものを選ぶ。

Brompton ブロンプトン
どうですかお客さん。ごらんの様にこれで27cm達成ですよ。左の一本スタンドも少しヤスリでゴシゴシしたら内側に折れて収まるようになった。

Brompton ブロンプトン
ペダルと後輪がガチンコするので後に若干飛び出しそうだが、まず問題ない出方。厚さが薄いほうがはるかに占有面積的にありがたい。

ところでこのシルエットを見ると何だか普通に良く見るブロンプトンのシルエットと違う。どうも太いメインフレームの長さが寸詰まりの様に見える。ひょっとしたら台湾バージョン独特のフレームが短い、サドルとハンドルの近いタイプ(たとえばアジア人用とか女性用か)が存在するのだろうか。

さて小さくはなるブロンプトンだが重さだけは少し重い。ブロンプトンをアルミ合金で作ったら軽く出来るのでは、というのは誰でも思いつきそうな話なのだが実際にはパイプが太くなって仕舞寸法が大きくなるうえにクロモリ製の110Kgまで大丈夫という強度は出せそうもない。日本で売られているアルミ合金製の軽量折り畳みは殆どが7,80Kgまで程度の強度である。
それでも興味のある人にはアルミ製のブロンプトンもどきは存在する。
フラミンゴは内装7段付きとはいえ13.2Kgで仕舞寸法が 66X36X66。強度的にも疑問があるし、この仕舞寸法だと他にもっと軽いものもいくつかあるし、選ぶとしたら金額的な魅力でだけだろう。



そして何だかんだやっているうちにサドルの位置を移動できるサドル・アダプターを手に入れたのでサドルを前に出す。これでのり心地は別にして折り畳み寸法が劇的に改善されるはず。


そして現在高さ58cm、幅57cm、厚さ27.5cmを実現。このサイズならばあまり気を使わなくても電車に持ち込めるサイズとなる。実際に自転車を電車内に持ち込んだ者でなくては判らないだろうが、この1cm、2cmが非常に重大なのだ。